当院のプラセンタ注射治療で使用しているメルスモン製薬株式会社の「メルスモン注射剤」が出荷停止となることが通達されました。

今回の出荷停止は、製薬会社による製造販売承認書の変更手続きによるものであり、製品の品質・安全性には影響はないとのことです。

そのため大変心苦しいのですが、当院では以下の対応を取らせていただきます。


＜当院の今後の対応＞

・プラセンタ注射の新規患者様受け入れはしばらく停止させていただきます。
・当分は45〜59歳の更年期の症状がある方のみ、お一人につき1本までに限定させていただきます。
・保険診療で投与しているメルスモン注射の取り扱いを停止し、別の薬剤（ラエンネック）に変更させていただきます。
・メルスモンおよびラエンネックも在庫がなくなり次第終了となりますので、ご了承ください。
・今まで保険適応でしたが、しばらくの間自費診療に切り替えさせていただきます。
　（自費の金額は、1本1,100円となります。）
・サプリメントや他の点滴・注射で代替えができるので、ご希望の方はカウンセリングにてご相談ください。


また、プラセンタ剤出荷再開の目途が立ち次第、改めてホームページでお知らせいたします。


皆様方に大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のうえご了承のほど何卒お願い申し上げます。


※変更薬剤「ラエンネック」について※

医療用に使われているプラセンタ製剤は、「メルスモン」と「ラエンネック」の2つが現在厚生労働省で医薬品として認可されています。
変更予定のプラセンタ剤「ラエンネック」は、肝機能障害の治療薬として開発された薬剤です。
低下した肝機能に対し、プラセンタが持つ基礎代謝促進作用や解毒作用によって、肝細胞増殖因子が活発化し、肝細胞の数が増えて肝機能が回復する効果が期待できます。