障害者歯科

Disability dentistry

MV

障害をお持ちの方
および保護者の方へ

障害者歯科治療を希望されている患者様は後を絶たないのに対して、対応している施設が極端に少なく、予約を取るのに半年待ちというのが現状です。また「全身麻酔は手術の時にするもの」「意識もなくなるし怖い」というイメージが先行していることに加えて、このような施設で苦痛なく治療が受けられるということが世の中に普及していません。

私自身、麻酔科医として長きにわたり障害者の方達の歯科治療で全身麻酔を担当してきたこともあり、この度障害者歯科・全身麻酔歯科診療を設立しました。

当院では『必要な医療をもっと身近に』を理念としています。行き場がなく困っている障害者の方や通常の歯科治療は困難なスペシャルニーズのある方々が、身近で気軽に治療が受けれるクリニックとして、私たちみずほ台サンクリニックが皆様のお役に立てれば幸いです。

みずほ台サンクリニック 理事長 石橋 彩里

みずほ台サンクリニック

理事長石橋 彩里

サリ先生の怖くない歯科治療チャンネル

みずほ台サンクリニックの
障害者歯科ポイント

Strong Point

麻酔の専門の医師、歯科麻酔の専門の医師在籍で安心
POINT
麻酔の専門の医師、
歯科麻酔の専門の医師在籍
で安心
疾患・障害・個人の特性に配慮した診療
POINT
疾患・障害・
個人の特性
に配慮した診療
障害者歯科専用の予約・受付
POINT
障害者歯科専用
予約・受付

障害者歯科診療について

About

障害者の方の口腔ケアの充実と機能回復を目指して、一般の歯科医院では対応が困難な方に対して、疾患・障害や個人の特性に配慮した上で、麻酔の専門の医師による全身麻酔下の歯科治療を実施しています。

「障害があるので、一般の歯医者さんには通いづらい・・・」
「じっと出来ないから、治療できるのか心配・・・」

そんなお悩みの方も安心して治療いただける歯科外来です。
過去にご相談をいただきました患者様から、「院内で騒いだり、動き回ってしまう」「治療の際に暴れたり、大声を出してしまう」など、受診することに対して不安があるとご相談をいただきました。これらは、ご本人様の障害特性から生じるものですので、無理に我慢させたり、叱責をするものではありません。
そのような特性をお持ちの患者様でも、ストレスを感じず、スムーズに治療できるよう院内環境を整えておりますので、どうぞ安心してご来院ください。

また、全身麻酔歯科治療を検討されている方、悩まれている方は相談だけでも構いませんので、遠慮なくお問い合わせください。

障害者歯科診療について

当院の障害者歯科治療の対象となる患者様

  • 全身麻酔歯科診療が必要な方
  • 障害をお持ちの方
  • 要介護者域の方
  • 一般の歯科医院では治療が困難なスペシャルニーズのある方
障害者歯科・全身麻酔歯科診療のお問い合わせ・ご予約はこちら

全身麻酔歯科治療を検討されている方、受診したい方はこちらからご連絡ください

049-255-3929

受付時間:8:30 ~ 11:30/13:00 ~ 19:30

休診日:日曜・祝日/火曜・木曜夜間
/土曜午後、夜間

Web予約

24時間受付中!

全身麻酔歯科診療について

General anesthesia

「全身麻酔は怖い」と不安に思う方もいらっしゃると思います。

医療において100%安全と断言できるものはありませんが、現在の全身麻酔は、医療の進歩によって新生児からご高齢の方でも安全に受けられるようになりました。眠った状態で治療するため、痛みや苦痛を一切感じることもなく、また一度に多くの治療ができるため、通院回数を減らすことができるのも全身麻酔治療の特徴の一つです。

当院では麻酔の専門の医師、歯科麻酔の専門の医師が在籍しておりますので、治療中は患者様の全身状態を絶えず確認しながら安全に麻酔・治療をいたします。また治療を行う歯科医師は、この分野のプロフェッショナルです。患者様の安全を守りながら、安心して治療を受けていただけるよう、各分野の専門医がチームとなって最善を尽くします。

全身麻酔歯科診療の流れ

予約する

予約する

診療はご予約制になりますのでお電話もしくはWebからご予約をお取りください。
障害の程度や患者様の基本情報をお伺いいたします。

お電話でのご予約
049-255-3929

受付時間:8:30 ~ 11:30/13:00 ~ 19:30

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持ち物の確認

持ち物の確認

初診の予約が取れたら、以下の持ち物の準備をお願いいたします。

当日持参していただくもの
  • 紹介状(お持ちの場合)
  • 医療保険証
  • 公費負担証明書(医療証など)
  • 障害者手帳(身体・療育・精神)
  • その他(母子手帳・服用薬剤一覧など)
初診

初診

初診時は医療面接、口腔内審査を行います。
また麻酔科医による術前検査を行い、全身麻酔が可能かどうかを診察します。
検査が一通り完了したら、次回の治療スケジュールも決定します。

術前検査の内容
  • 血圧
  • 心電図
  • 血液検査
  • 胸部エックス線撮影
  • 呼吸機能検査
全身麻酔の導入

全身麻酔の導入

  1. 来院後、体調を確認いたします。
  2. 異常がなければ、術台に寝ていただき、鼻と口を覆う麻酔マスクを当てます。マスクから流れてくる酸素と麻酔薬により、自然に眠くなります。
  3. 患者様がウトウトし始めた状態で、点滴で静脈から全身麻酔で使用するお薬を投与します。
歯科治療

歯科治療

患者様の呼吸を補助するための気管挿管をし、治療を開始します。

主な治療内容
  • 虫歯治療
  • 歯周病治療
  • 外科処置(抜歯など)
  • クリーニング(歯石取り)
  • メンテナンス
帰宅

帰宅

治療が終わったら、麻酔覚醒後の体調を観察します。担当医師によって患者様の安全が確認できてから、帰宅していただきます。
当日は安静にお過ごしください。

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よくある質問

Question

全身麻酔の経験がなく少し怖いですが、大丈夫でしょうか?
全身麻酔は新生児からご高齢の方まで、安全に受けられます。
最初は怖いかもしれませんが、眠っているうちに治療が終わりますし、治療中は常に麻酔の専門の医師が全身状態を絶えず確認しておりますので、安心して治療を受けていただけます。
じっと待つことができないのですが大丈夫でしょうか?
当院の障害者歯科診療は完全予約制となっており、可能な限り診療時間がずれないように心がけておりますので、お待たせすることなく治療を受けていただけます。
気になる場合は、お車もしくは別室にて待機していただくことも可能ですので、受付スタッフにお声掛けください。
どんな人が全身麻酔治療を受けられるのですか?
障害がある方の他に、治療を拒否してしまうお子様、歯科恐怖症で治療に対する恐怖心が強い方、嘔吐反射が強い方など、一般的な歯科治療を受けるのが難しい方が対象です。
全身麻酔治療について気になる方は、遠慮なくご相談ください。

治療費について

Cost

当院の障害者歯科診療は保険診療となります。

治療費
負担割合0〜3割

障害の度合いなどにより負担額が変動いたします。

障害者歯科の
診療スケジュール

Schedule

初診

診療時間
午前 9:00 ~ 12:00
午後 13:30 ~ 17:00
夜間 17:00 ~ 20:00

受付 : 8:30 ~ 11:30 / 13:00 ~ 16:30 / 16:30 ~ 19:30

全身麻酔歯科診療日

毎週水曜日

休診日

日曜・祝日/火曜・木曜夜間/土曜午後、夜間

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049-255-3929受付時間:8:30 ~ 11:30 / 13:00 ~ 19:30
休診日:日・祝日
Web予約24時間受付中!
オンラインHDF(血液濾過透析)とは?

 

 

血液透析療法と血液濾過療法の長所を組み合わせた治療です。通常の血液透析療法に加え、血液回路を介し浄化された透析液(ウルトラピュア)を直接血液中に補液し、β2ーミクログロブリン、サイトカイン、補体因子等の分子量の大きい物質の除去に優れています。

オンラインHDF(血液濾過透析)に期待される効果

 

・透析アシドーシスに伴う関節痛の改善
・皮膚搔痒感の改善

・不眠、イライラの改善

・食欲不振、栄養障害の改善

・低血圧等の透析困難症の改善

・レストレスレッグ症候群(ムズムズ)の改善

 

以上のように透析における長期合併症の進行が抑えられる事により、QOLの向上生命予後の改善が期待されます。

ABI検査とは?

 

ABI検査とは、動脈硬化の進行程度を数値化して表したものです。 この検査により、動脈硬化の程度、早期血管障害を確認できます。 ABI検査では、血管の内腔が狭くなる「アテローム動脈硬化」の進行程度や動脈血管の狭窄や 閉塞等が推定できます。又、大体の血管年齢が分かります。

SPP検査とは?

 

SPP検査とは、皮膚レベルの微小環境の指標、つまり毛細血管に血流がどの程度あるかを調べる検査です。毛細血管を調べることができるという点がABI検査と異なります。

 

SPP検査では、動脈硬化が進行すると(抹消動脈疾患*により)、足の冷感・しびれ・皮膚の青白さ間欠性破行(少し歩くと足が痛み歩けなくなるが、少し休むとまた歩けるようになる)・安静時も足が痛む・皮膚の潰瘍、壊死等の症状が現れます。そのような方への有益な検査です。

*抹消動脈疾患(PAD):足の動脈が狭くなったり詰まったりした結果、血流の流れが悪くなった状態を言います。 リスクファクターとしては、 糖尿病、喫煙、高血圧、高脂血症、高齢者(アテローム動脈硬化)、肥満、運動不足、慢性腎不全等が知られてます。

 

シャント造設術について

 

血液透析を行うには、まずシャントが必要になります。シャントとは、静脈を動脈に縫い合わせて繋ぐことにより、動脈血を直接静脈に流す手術です。

 

 

症例:シャント血管の狭窄があり、血管造影検査を施行

シャント血管上の狭窄が確認され、シャントPTA治療にて拡張された造影写真

 

経皮的血管形成術(PTA)について

 

PTAとは、シャント血管の狭くなったり、詰まったりした部分に、バルーンカテーテル(カテーテルの先端に小さな風船がついたもの)を使って内側から圧力をかけ、拡張を行う治療のことです。

 

シャント造影検査を行い、狭窄が見つかった場合に行います。PTAを施行することによって、現在使用しているシャントを長持ちさせることができます。

 

シャント血管は、流速の早い大量の血液が長期に流れることによる血管壁の障害や、日々の透析での穿刺・止血の繰り返しにより、狭くなったりつまったりします。

 

当院は、可能な限り今あるシャントを長期間使用する方針で、日頃から透析室のスタッフがシャント音や静脈圧を見ています。定期的にシャントエコーまたはシャント造影による狭窄の確認も行っており、閉塞する前に効果的にPTA治療を行うことができます。